暗闇を駆ける
孤独な星のように
心深く沈めた
弱くて脆い自分
言葉にできなくて
声にもならなくて
きっと誰にも
見つからないように
きみに触れた日から
広がる景色の中
そっと伸ばす腕で
確かめるように
抱き締めた
温かなきみの瞳は
この胸を微かに揺らす
あの日失くした感情が
熱を帯びてゆく
遥か 遠く
そう 遠く 願いを届けたい
胸に込み上げた